vol.55 2009.12.04 土浦市 イオン土浦ショッピングセンター
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■イオン土浦ショッピングセンター

 茨城県の土浦市は4年ぶり2度目の店舗訪問記になります。今回は今年5月にオープンしたイオン土浦ショッピングセンターを視察。土浦市も他の地方都市同様中心市街地の空洞化が著しく、1997年に土浦駅西口に再開発ビル(核店舗・イトーヨーカ堂)がオープンしたが、かつての大型店が次々と撤退していき、駅ビル「WING」も低迷が続き、今年イオンモールの運営する「土浦ペルチ」として生まれ変わった。しかし、隣のつくば市へ近年次々と大型SCが進出しており、昨年巨大モール「イーアスつくば」がオープンするなど流通環境が激化している。元々土浦市へのイオンの進出は10年来の計画があったようで、市況はだいぶ変わりましたがようやく開業にこぎつけた形である。

 立地場所は国道6号に隣接しているが、6号は跨道橋になっている為側道を降りて市道側からSCに入る形。今ではモールSCのスタンダードスタイルともいえる3階建ての長細い建物。が、土浦SCで一番目を引くのは黒いガラス張りに見えるのが壁面いっぱいにめぐらされたソーラーパネルであ。越谷レイクタウンなどでは庇にパネルが並べられていたが、ここでは垂直にパネルが並んでいる。駐車場は建物を囲んで四方にあり極端に遠い駐車場もなく店内へのアクセスもまあまあである。

 イオン土浦SCは3層構造、ジャスコ+160の専門店、商業施設面積約80,000平米を誇る。ジャスコ1Fは食品・化粧品・薬・酒など、2Fはお馴染みイオンスタイルストアでメンズ&レディスを取り扱う。3Fは家電・リビング・玩具・子供服などと、アミューズメントのファンタジーアイランド。

 モール部分は160店舗を集め、各階のアンカーテナントは1Fに家電のノジマ、2Fはスポーツオーソリティ、3Fには9スクリーンのシネコン・シネマサンシャインが担っている。1Fはジャスコとノジマの間を無印良品・ペットシティ・ハートマーケット・ディズニーストア・ヴァイスヴァーサなどが並び、ジヤスコ側に近い方に並行してレストラン街が並ぶ。両端のモール広場には土浦をイメージした「桜ひろば」と「花火ひろば」があり、それぞれの天井にはさくらを表現したレリーフと花火をイメージした天井が飾られている。また、面白いものに通路の所々に「さらっとミスト」という霧状にした水分を噴霧する装置が設置されている。2Fの顔触れは定番ユニクロ・ライトオン・ASBeeをはじめアパレルテナントがずらり。あとトラベルサービスやヘア&ボディケアのテナントも。3Fで大型売場を構えるのは未来屋書店・楽市楽座(アミューズ)。そして大きめなフードコートも。イオン初出店というD-STORE、そしていつものメンバーのハニーズ・ハッシュアッシュ・島村楽器・HMVなどと、その他各アパレルテナントが揃う。

 近年はイオン本体の開発するモールも、イオンモールに引けをとらない程立派になっている。全国どこでもこんな巨大な街が郊外に出来たら従来からある商店街や中規模のGMSなどは駆逐されてしまうのも当然であろう。でも、最近このような巨大モールにワクワク感というか期待感が個人的に薄れている。私だけであろうか? 全国あちらこちらに出来て目新しさが薄れているというのもあるかも知れないが、大抵同じ顔触れ+○○初出店というフレーズで出店したテナントという構成の金太郎飴的モールな感じ。10年前イオン成田SCを見た時はデカさに驚愕しました。が、今はそれ以上の規模のモールがかなりの密度であちこちにあり、もう飽和気味?とも思えるほどで、馴れてしまった事もあり驚かされる部分は減ってしまった。細かい点で見れば3年、5年前のモールよりは確実に進化はしていると思う。この10年イオンは破竹の勢いで拡大してきて、昨年レイクタウンを完成させ、時を合わせるように世界不況。企業繁栄30年とよくいわれます。イオンはダイエー、マイカルといった同じ轍を踏まないと思うが、これからも我々を楽しませてくれるようなSCづくりをしてくれると期待したい。

【DATA】
所在地 / 茨城県土浦市上高津367
交通 / 国道6号線沿い。JR土浦駅より約3.0km
駐車場 / 平面・屋上駐車場4,200台




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